推しとデートしてきた・そのに

◆前回までのあらすじ◆

 

もしかして:まだ始まってない

 

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・今回お世話になったスタジオは大きな施設の中にあるスタジオで、平日なら施設内のいろんな所で撮影ができます。

 

・なので捏造私服清光と私でデートさながらゲームセンターへ

 

・手続きをして、案内してもらって

 

・今回はカメラマンさんが居ないのでカメラと三脚もレンタル

 

・私は字書きである

 

・私は脳内で推しと遊んで暮らしてきた。

 

・けれどもカメラに関しては、人1倍チンプンカンプンであった

 

つまり扱えない

 

・スタッフさんに案内されて、じゃあ撮影ゆっくりどうぞ〜とスタッフさん帰る

 

清光「意外と人いるね」

私「いる……」

 

・緊張してしにそう

 

・ひとまず面白そうなクレーンゲームとかないか探す

 

・あまりない

 

・どうしようかなーと悩んでいた頃にみつけた

 

たい焼き

 

清光「たい焼き…」

私「たい焼き……!!!」

 

たい焼き!!!!!!!

 

私「これにしよう」

清光「これにする?」

私「うん」

清光「じゃあさっきサービスカウンターで1回無料券が貰えたから…」

私「(!!!)私カウンター行ってくる!」

 

・すかさず役に立てそうポイントを見つけて嬉嬉として向かおうとする

 

が、眼鏡外してるので何も見えない

 

戻る

 

私「何も見えなかった」

清光「や、やっぱり俺が行くよ」

私「大丈夫!!行ける!!もう見えるから!!」

 

・またびゅんとカウンターへ

 

・今度こそカウンターでお願いできたけど

 

・よく考えたら気を使われてる時点でそもちゃんとできてない

 

・夢女子私服なんだからしっかりして…

 

・内心ぴすぴすしてたら清光がカメラ触ってた

 

びくっ

 

私「か、カメラ」

清光「今セットしてるよ〜」

私「待って(???)」

清光「うん???」

 

・携帯で隠し撮り

 

私「隠し撮りしてる」

清光「隠し撮り」

私「すごい隠し撮りしてる」

 

一眼レフカメラ触る加州清光かっこいい

 

・かっこいい

 

滅茶苦茶かっこいい

 

・そうこの加州清光

 

顔がいいのである!!!!!!!

 

・かっこいい

 

・仕草もかっこいい

 

・俯く様も美しい

 

・少し足を持て余す感じもすき

 

・カメラチェックするのも最高

 

・最高

 

存在が神

 

・かっこいい

 

滅茶苦茶かっこいい

 

私「むり」

清光「無理じゃない」

 

・こんなにデートしてだ、なんだ言ってるけど

 

・私は字書きで、カメラ前は超苦手

 

・がっちがちになってしまうのだけども

 

・清光がいい感じに顔を隠して撮ってくれたりして、

 

・逆に清光の顔が良く見える構図

 

めっちゃすごい

 

夢女子に優しい

 

・そしてたい焼き獲得にチャレンジ

 

・呆気なく2回とも失敗

 

私「あ〜」

清光「あ〜」

 

・そも掴めなかった。

 

・でも欲しい

 

・何故なら2人とも

 

鯛将だから

 

・(薬研藤四郎レイヤー)(薬研藤四郎で200P文庫本2冊出した女)

 

清光「欲しいよね」

私「ほしい」

清光「もう1回やってみる?」

 

・ちゃりんと100円玉を入れる清光

 

・操作をする清光

 

・その姿も美しい

 

かっこいい

 

清光「さっきは後ろよりだったから、気持ち前の辺りでアームを止めて……」

私「あ、」

清光「おっ、」

 

・がしっと

 

・いった

 

私「掴めた!!!!!!!」

清光「いやでも、これ入り口にボールあるから、ぽーんって跳ねるんだよ。見てて。面白い動きするから」

 

・なるほどそんなのあるのか

 

・どきどきしながら見守る

 

・と、

 

・ぽーんと跳ねて

 

そのまま獲得口へ

 

私「!!!!!!!」

清光「!!!!!!!」

私「取れた!!!!!!!」

清光「取れた!!!!!!!」

2人「やったーーーー!!!!!!!(ハイタッチ)」

 

たい焼き(スクイーズ)げっとーー!

 

・なおその間も清光がリモコンでシャッター切ってたらしい

 

・清光まじ出来る子

 

清光「じゃあ、これはあげる」

私「え」

清光「思い出って事で、持って帰って」

 

・もにもにのたい焼き

 

・そのたい焼きがこちらです

 

f:id:chocoloveletter:20171011095457j:image

 

色気の欠けらも無い

 

・その後少しうろうろするも時間が迫ってたのでスタジオに戻り

 

・じゃあ次何するかなーってなった時

 

清光「プリクラ撮る?」

私「プリクラ」

清光「プリクラ撮ろ、あるじ」

 

推しとプリクラ

 

やばい

 

・ちなみに相手はお友達だし、普段はうえーいみたいな仲

 

しかし私ド緊張

 

私(ぶぶぶぶぶぶぶ…)

清光「設定どうする〜?」

 

・内心マナーモード状態

 

・プリクラも撮り慣れてないんだけど

 

・どうしよかなどうしよかなって思ってると

 

すっと肩に手を置いて顎を乗せる清光

 

私「ヴっっっっっっっ」

清光「wwwwww」

私「むり」

清光「むりじゃなーい」

 

・なんとかピースとかするけど清光がハイパー可愛くてかっこいい

 

かわいくてかっこいい

 

むり

 

・落書きの時はやたら猫のスタンプとか多くて大はしゃぎだったんだけど

 

・この清光、顔がいいのであるって感じ……

 

・かわいいんだけどちゃんとかっこよくて

 

「俺の事好きでしょ?」って顔してる

 

・愛されてることに自覚がある

 

しゅごい…

 

・その後は、漸く撮影ブースへ

 

・噂の白ホリ(真っ白な壁に覆われた部屋)発見

 

清光「自撮りだけする」

私「自撮り」

清光「白ホリは盛れるから」

私「なるほど」

 

・白ホリは盛れる事を知ってる加州清光推せる

 

・自撮りする加州清光を隠し撮りする

 

滅茶苦茶隠し撮りする

 

もはや隠さず撮る

 

・推せる……

 

・スタジオ内をうろうろしてると箱を見つける

 

はこ

 

・中に入って撮影してね!的なあれらしい

 

私「はこだ!」

清光「はこだ」

私「中入ってほしい!」

清光「じゃあ、あるじ一緒に入ろ♡」

私「待って」

 

・その瞬間、流れが変わった

 

私「本気見せてよ」

清光「本気…?」

私「そう、レイヤーとして、加州清光をソロで撮って。本気で。箱の中に詰められた加州清光を表現してよ」

清光「分かった、いいよ」

 

その瞬間、私は夢女子ではなくなった

 

・清光の顔つきは変わり、てきぱきとカメラを準備していく

 

・私は思い出したように小道具貸出まで向かい

 

・薔薇の花びらのケースをひとつ掴んだ

 

・理由があるわけではない

 

・最早それは、ただの本能に近かったのだ

 

私「これも使って」

清光「赤い花びら?」

私「薔薇です」

清光「どう使えばいい?」

私「なんでもいい、とにかくいい感じに使って」

清光「無茶振りかよ」

私「モノボケだよ」

私「今加州清光と薔薇が滅茶苦茶アツイんだよ」

 

・どうしようかな、と言いつつもストロボやカメラの調子を整える清光

 

・ポーズをころころ変えながら箱の中にいる清光を無限に表現していく

 

清光「花びら、ここら辺で投げて」

私「なげ」

清光「こんな感じで」

私「こう」

 

もそっ

 

・と、固まった花びらが落ちる

 

私「……………」

清光「もっかい」

 

もさっ

 

・私「…………………………」

 

もそもそっ

 

私「ねぇわたし花びらなげるのすらへたくそだ」

清光「固まってたね」

私「ふわわってならなかった」

清光「ん〜花びら貸して」

 

・もはっとなった花びらをさかさか集める

 

・清光に渡す

 

・ポーズを考えながらも清光が花びらを握る

 

・シャッターを押した瞬間に投げる

 

私「!!!」

清光「どう?」

私「ひらってなってる!!」

 

・花びらが清光の手のひらを離れてふわってなってる瞬間の写真が撮れてる

 

私「すごい!!」

清光「ま、ひらみは得意分野だからね」

 

・得意げな清光

 

・その後薔薇の花びらを使って色々写真を撮ってくれる

 

・当たり前なんだけど、当方字書き故、花びらを投げる経験などなく

 

・でもレイヤーさんはその知識と経験があって

 

・どうしたらカメラにどう映るか、何をしたら作品として表現できるのかと言うのを理解してる

 

・私も文章書く時にたくさん考える

 

・どうやったら、何を書けば、どの順番で書けば、どう人の目に映るのか

 

・でもそれは、自分しか持ってない経験と知識であるから、畑違いの人間がぽっと知り得る事じゃない

 

・だからこそ、こうして知り得る機会が楽しい

 

・レイヤーさんしか知らない事、経験、それがハッキリ見える作品作り。撮影。

 

・絵描きさんの作業風景を見せてもらう事は稀にあって、それも凄く刺激的なんだけど

 

・レイヤーさんの撮影風景はなかなか見れないので

 

・本当に、同じく表現者として刺激になる。

 

清光「じゃあ、あるじここ座って」

私「んええ」

 

真面目タイム終了

 

私「ここにすわる」

清光「そう」

私「せまい」

清光「足もう少し伸ばして」

私「へい」

清光「うん、……うん、そんな感じ。光当たらないからもうちょい手前に来て」

 

・介護

 

・もすもすしながら箱の中に収まる私

 

・これは凄くはずかしい

 

・いや明らかに衣装!みたいなの着てたらまだいいんだけど

 

・私服だし

 

カラコンつけただけだし

 

清光「よいしょ、と」

私「………………………………………………………………………」

 

・清光が足を広げて私の足を避けてる

 

・膝でストロボを隠してるんだけど、その膝が私よりも後ろにあるのに清光自体の重心は私より前にあるみたいな

 

・つまるところ、囲われてるみたいな

 

清光「あるじこっちむいて〜」

私「むり………」

清光「むりじゃない」

私「かっこいい……………………」

清光「ありがとあるじ♡」

 

・知ってるじゃん………

 

私がかっこいいって思ってるの絶対知ってるじゃん…………………

 

・なにが「ありがとあるじ♡」だよ……

 

絶対好かれてるの知ってるじゃん……

 

・清光はちょこちょこポーズを変えてくれるのに、私は好きすぎて顔を覆ってばかり

 

・いや近いんだよ

 

まじで

 

・刀剣男士の箱詰めだよ

 

まじで

 

・むりなんだけど

 

・は?????????

 

わからない

 

・ちなみに撮影中もちょこちょこ安定に助けてLINEを送ってたんだけど

 

安定「主楽しそうだね!」

 

(※こいつもマジで主って呼んでくるので原文まま)

 

・なにが楽しそうだねなんだ

 

ひとがしんでいるんだぞ

 

うっっっ

 

・でもその後もワガママ言ってライブスペースでファンサしてもらったり

 

・(ガチうちわとペンラ持っていった)

 

・真っ赤な遊郭スペースで男娼っぽいことしてもらいました

 

・言ったらやってくれる清光やばい

 

・その時もモノボケ(キセル、狐のお面)してもらったんだけど

 

・やっぱり滅茶苦茶使いこなしてくれました

 

・レイヤーさんってすごいんだなー

 

・ずっと「かっこいい」とか「えっちだ」とか言ってた

 

私「いまえっちって言うだけのbotと化してる」

清光「なるほど?」

 

・その後清光は通常衣装へのお着替え

 

・私はメイクとかなおしながら待つ時間

 

・既に気持ちが死んでいる

 

・更衣室の端っこでぽやーっとしてた

 

清光「時間かかるかも」

私「大丈夫だよ」

清光「通常は結構着込むからさ」

私「着込む……」

 

・今更ながらに

 

着込む加州清光最高なのでは

 

・そうだよね

 

・シャツにベストにジャケットで隙間ないもんね

 

・えっちじゃないところがえっち

 

・最高だ

 

清光「主、ちょっと」

私「なになに」

清光「ボタン留めて、シャツの」

私「……………………………」

清光「首元だけ留められない」

 

・あーね

 

あーね?????????????

 

なるほどな??????????????????

 

推しのお着替えお手伝いイベント????????????????

 

・清光のシャツのボタンをとめるわたし

 

清光「ありがと主」

私「はぁい(気が気じゃない)」

 

・魂がぬける私

 

清光「ごめん主」

私「なになに」

清光「ベストの下の方のボタンとまらない」

 

・頭を抱えたい私

 

・ベストの下のボタンがとめられないから主にとめてもらう加州清光やばい

 

誘ってる

 

絶対誘ってる

 

100%誘ってる

 

私「ちょっとまってね……」

 

・チャレンジするわたし

 

いやボタン真面目にとまらないわ

 

・多分ボタンの穴がボタンよりも小さいっぽい

 

・真面目にとまらない

 

私(とまらない……)

清光「いけそう?」

私「いけない」

清光「まじか」

 

・まじです

 

・結果どうにかなりました

 

・というかジャケット脱いでる加州清光えっちだよね

 

・露出なんてどこにもないのにさ

 

・どことなくえっちだよね

 

分かる(自己完結)

 

・その後着替え終わったので、通常加州清光で出陣しました

 

 

 

~ふわっと続く~