本丸を建てたのだよ・人物紹介

実は今回の古書カフェには設定があったのだ。

 

主催の私が、普段その人のコスから感じているキャラ解釈を本丸の設定に当てはめて書いた所謂、半あてがき設定。

 

何故と言われれば、別に設定なんて無くても良かったんだけど、

字書き主催という無謀な併せに来てくれたレイヤーさんに、

「字書きと遊ぶのも楽しいかも」って思ってくれたらいいなって。

 

折角なので設定を晒しながら、何故そんな設定になったのか、

ラブレターがてら書いていこうかなと思いました。

 

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鶴丸国永」Shinaさん

古書カフェ本丸にてキッチンに立つことが多いシェフ。
デザートが得意分野でメニューにはシェフの気まぐれスイーツが存在する程。
本丸では主に記録班。他本丸の審神者、刀剣男士の動きも含めて、
起こったこと全てを記録、観察、監視している。
よくホールに出てきてはキッチン班に連れ戻されているおちゃめさん。
なお頭は切れるので、油断していると秘密を握られるハメになる。

 

しいなさんの鶴丸は少しお茶目で、でも頼もしい刀。

飄々としてるように見えて、あえてそう見せてるようにも見える。

強さはあるのに柔軟でまさに本丸のムードメーカーだなぁと思ってこの設定に。

中傷写真でも笑ってるようなイメージが強かったからかな。

通話時に笑ってることが多いのもある意味影響しているような気もする。

色んな意味で軽くて、でも何だかんだ色々考えてるよねっていう鶴丸

場所に対する思い入れや情はあって、人間臭くて、

でも神様で敢えて敢えてを演じてるイメージからこの設定に。

あと絶対人が好きだと思う。キッチンに立つよりホールに立つほうが好きそう。

 

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へし切長谷部」皆田さん

古書カフェ本丸にて主に会計やスケジューリング等の裏方担当。
烏を使役した情報収集が得意分野であり、書類関係は大抵長谷部の管轄。
手持ちの黒いスケジュール帳には付箋とメモ書きがびっしりでよれよれ。
本丸初期の頃にはカウンターやホールの仕事も担っていたが、人数が増えて、
余裕ができてからは完全に裏方に回っている。本人曰く性に合うのだとか。
意外と珈琲を淹れるのが上手いのだが、それを知る人物は限られている。

 

多分、ちび長谷部と大きな長谷部の写真見たからっていう理由もあるけれど、

とても綺麗な顔をしてるのに、同じくとっても優しい顔してる長谷部くん。

苦労性って別の言い方をすると、ひたすらに優しくて尽くす人だと思うのだけど、

この長谷部くんはそういう優しい苦労性がとっても似合うなと思った。

主に対してもっていうのも、勿論そうなんだけれど、本丸に対してもだし、

仲間たちに対してもそうだと思う。なんだかんだ優しいんだね、みたいな。

でもきっと優しいから強いし、優しいから怒るし、優しいから甘やかす。

あと笑顔がかわいい。面倒見の良さが骨格から表れているという感じ。

多分スケジューリングも得意じゃない。計算ごとも。書類関係も。

でもこの長谷部くんはやってくれるんだろうなあ、夜通ししてでも。

 

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「宗三左文字」Nalo山さん

本日の非番要員。
古書カフェ本丸にてカウンターに立つ事が多いドリンカー。
直感的な索敵と、放浪癖が功を奏したマップ作りを得意とするが、
家出癖があり数日間ふらっとどこかに行ってしまうことも稀にある。
性格は閉鎖的だが、気の許せる相手にはジョークを交える気さくな人物。
長谷部の珈琲が旨いことを知っている人物で、何かと長谷部に珈琲を淹れさせている。

 

一番最初に設定が思い浮かんだ人。

Nalo山さんの宗三さんは、きっと人嫌いで、同じぐらい人が好きな人。

寂しいから悲しい、悲しいから寂しい。

そして、寂しいから人が好きな人で、悲しいから人が嫌いな人。

どのお写真を見ても、寂しそうな顔はしてるのに、人が嫌いそうな顔してない。

どれもしょうがないでしょうねって、諦めるような顔をしてる。

でもそれって、よっぽど好きじゃないとそんな事できないでしょう。

よっぽど好きじゃないと、自分が折れて諦めたりできないでしょう。

だからきっと人が好きなんだと思う。好きだからこそ嫌いなんだと思う。

そんな感じで組み立てました。きっとすぐにでも笑えそうな気はする。


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「髭切」雪見カナトさん

本日の戦闘要員。
古書カフェ本丸にてホールに立つ事が多いウェイター。
練度カンストの実力から戦闘要員に回る事が多いが割と本人の志望。
一人行動をしたがる為、通信機の常時解放を条件に許可している。
秘密主義者で考えが読めない言動を繰り返すが、本丸自体は気に入っている様子。
戦闘着の儘カフェに出入りする様子をしばしば長谷部から怒られている。

 

本日の初出しそのいち。絶対に似合うと思っていたのでリクエスト。

顔の良さは勿論なんだけれど、人を誂うような、ちょっと得意げに笑うような、

自信があるような、群れるのが嫌いそうな、一人でぶらつきたそうな、

でも一人ぼっちは嫌いそうな可愛い我儘しそうな髭切兄者。

気分屋に見えて、意外と誠実で、人から構われるのは好きだけど、過度は嫌。

でも人は嫌いじゃないし、別に好きでもないけど、此処は好き、みたいな。

天の邪鬼であべこべで、トランプみたいにくるくる裏表が回るような、

掴みどころがないけど分かって欲しいような、でも君は駄目、みたいな。

そういう兄者が絶対に似合うという確信を持っていたら本当に似合った。好き。


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小竜景光」雪見カナトさん

古書カフェ本丸にてホール、カウンターを中心に回すオールラウンダー。
本丸の性質と本人の性質が合っているのかカフェ業務はお気に入りの様子だが、
馴染みの客を贔屓する癖があり、所謂サービスが儘。長谷部を悩ませている。
本丸では刀剣男士と審神者、会計役の長谷部とスタッフのクッション役が多い。
また一般客から情報を仕入れることが得意。最近の愛読書は推理小説
対人になった場合は連れていけば一先ず間違いはない対人兵器。

 

凄い嫌味のない美形という感じ。

笑った顔も全然嫌な感じじゃなくて、凄く人が良さそうな顔する。

でも純粋で、心底人が良いというわけじゃなくて、色んな所を渡ったというか、

色んな事を経験したんだろうなという笑い方をするのでこんな設定に。

あと絶対引き際を分かってる。無理しない。そういう塩梅も多分理解してる。

器用なんだろうなと思う。綺麗って器用なんだよ。器用だから綺麗なの。

そつなくなんでも熟せるという感じ。置いとけば100%間違いないぞっていうような。

そういう安心感も安定感もあるなぁと思って落ち着いた雰囲気の設定になりました。

 

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「五虎退」麦茶さん

古書カフェ本丸のブックコンシェルジュ。便宜上はオーナーの弟という設定。
客の要望を聞いて適切な本を勧めたり、手入れ方法を教えたり、疑問を解決する。
謂わば本のスペシャリスト。本丸にて用意された本は全て把握しているしっかり者。
本丸では戦闘に巻き込まれた一般人の保護、誘導、非難等を担当。
短刀の索敵、素早さを活かした人命救助が第一だが、極後なので普通に強い。
本丸の古株で仲間は家族のように思っているが、仲を深めた一般客を時折思い出す事もある。

 

麦茶さんのお写真は可愛いけど、絶対に弱くない。

寂しいけど泣いてなくて、佇んでるけど沈んでない。

小さいし、短刀だし、可愛らしいけど、それはなにも弱さになってない。

芯があって、でも人間味があって、暖かくて、でも強くて。

そんな五虎退がこの本丸でやることってなんだろうって思った時に、

本を紹介して欲しいなと思ったのでこの設定に。

きっと五虎退は全部の本を読んでるだろうし、全部覚えてるのだと思う。

少しずつそういう素敵を引き出して、星を並べるみたいに目の前に置いていく、

そんな五虎退を本丸でもやってほしいなぁって、思って。


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「鶯丸」セキビシさん

古書カフェ本丸の紅茶コーディネーター。一応珈琲も専門。
茶葉や豆の仕入れやその日の状態から客に出すものを選択、メニューを組んでいく。
時折カウンターに立って接客する事もあるが、意外と淹れるのは然程得意ではない。
本丸では情報の隠蔽を司る噂班。嘘の噂、都市伝説、その他人伝いに広まる話を、
意図的に発生、伝達、操作し、歴史の改変や刀剣男士の活躍による歪みを修正する。
鶯丸の言葉には言霊が宿るという噂も、嘘か真はもう分からない。

 

初出しそのに。

オフの付き合いが長いからかもしれないけれど、似合うだろ~って思った。

顔がというよりは、性格的に?とてもイメージしやすかった。

知識はあって人を思いやる力もあるけど、少しだけなんだかずれてる。

でもははって笑った瞬間に術中にハマってるみたいなそんな不気味さ。

喋り方がふわついてるのも多分元ネタとして使っている。と思う。

そんなだけど面倒見は良いから、鶴丸は牽制するし、珈琲も淹れてくれはする。

あまり上手くないけど。でも今日はいける気がするんだって言って淹れてくれる。

写真の居るのか居ないのかよく分からない雰囲気をどうにか落とし込みたかった。


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「前田藤四郎」セキビシさん

別本丸の前田藤四郎。
古書カフェ本丸の審神者の実姉に仕えている。
情報収集などを目的によく古書カフェに訪れている。
実際は実弟の近況を気にした姉への報告の為だとか、そうでもないとか。
たまに珈琲やケーキを純粋に楽しんで帰ることもあり、考えは殆ど読めない。
小鳥を使役した情報収集術に長け、知識の層は非常に厚い。

 

実は女審神者も出そうとしていた、その女審神者の近侍。

セキビシさんの前田君はもう多分カンストしてるなって程しっかりしてる。顔が。

存在感もあるし、私は精神年齢が高くて強い短刀ちゃんが大好きなので、

もしやってくれるなら前田をってお願いしたらやってくれた。願ったり。

前田だけ少し設定が違うんだけど、なんていうんだろう、異物感というか、

本丸の中の仲間はずれっていうポジションは、セキビシさんの少し不思議な

雰囲気に合うんじゃないかな、いい具合に浮くんじゃないかなと思って設定。

お写真見たらばっちり別の本丸の人だったので、表現者って凄いなと思いました。